7月5日(金)から全国のポケモンセンターなどで同日発売の新弾「リミックスバウト」を使用したシールド戦が開催されましたね!
シールド戦の優勝者は、世界に300枚限定のミュウツーGXのHRを手に入れることができます。
本記事ではシールド戦のルールや通常の対戦との違いなどをまとめています。
目次
シールド戦のルール
シールド戦は簡単にいうと「その場でパックを開封し、自分が引いたカードでデッキを組んで対戦する」というものです。
そのため、今回のシールド戦で使えるカードは、リミックスバウト15パック+参加賞(エリカ)+配布される基本エネルギーカード(草、炎、水、闘、超、悪タイプ 各15枚)です。
詳細なルールは次のとおり。
遊び方/ルール
1. 準備
・各プレイヤーは、拡張パック15パックと、基本エネルギーを用意する。
エネルギーは各タイプ15枚ずつ用意しておくと安心。大会によっては参加賞がもらえ、そのカードも使えることも。
2. デッキ構築
・その場で拡張パックを開封し、当てたカードを使ってデッキを構築する。 (推奨時間は45分)
・デッキの枚数は、40枚ぴったりにする。
オススメのバランスは、ポケモン15枚・トレーナーズ10枚・基本エネルギー15枚当てたカードであれば、対戦と対戦の間にデッキの中身を入れ替えてもOK
たねポケモンを必ず1枚以上入れる
同じ名前のカードは4枚まで(基本エネルギーはのぞく)
3. 対戦
・サイドは4枚で対戦
・勝利条件は通常の対戦と同じデッキ作りの手順
・拡張パックを開封する。
・当てたカードを、種類ごとに分類する。[ポケモン・サポート・グッズ・特殊エネルギー]
・ポケモンはさらに、タイプごとに並べる。
・デッキの軸にしたいポケモンのタイプを選ぶ。[タイプは2~3種に絞るのがオススメ]
・40枚のオススメのバランスは、ポケモン15枚・トレーナーズ10枚・基本エネルギー15枚。
・ポケモンのワザに必要なエネルギーのタイプや数などを確認しながら、カードを選ぶ。「ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイト」から引用
※リミックスバウトを使用したミュウツーHR争奪戦では基本エネルギーカードはイベント参加時に配布されます。自分で持参した基本エネルギーカードは使用できないので注意しましょう。
シールド戦と通常の対戦の違いを意識しよう
シールド戦が通常の対戦と大きな違いとして次のような点が考えられます。
- サイドの枚数が4枚
- ドローできるカードが少ない
- サーチできるカードが少ない
- エネ加速が少ない
- グズマなど強制入れ替え手段が少ない
- 2色以上を組み合わせたデッキが多い
サイドの枚数が4枚
サイドの枚数が4枚なので、サイドを取りきるために倒すポケモンの数が変わってきます。
サイドを4枚取るための組み合わせは
- タッグチーム1体+非GX1体
- GX2体
- GX1体+非GX2体
- 非GX4体
などです。
例えば、序盤は非GXで戦い、自分のサイドが1,2枚になったところでタッグチームを出すことで、相手に、実質サイドを5枚や6枚取らせることを強いるという戦略も考えられますね。
ただし、そういった戦略を取る場合は、フィオネなどベンチを引っ張り出すカードには注意が必要です。
ドローできるカードが少ない
ドローできるカードのリストはこんなかんじです。
基本的にドローソースは不足するので、ポケモン以外のドローソースはすべて入れていいと思います。
特に「溶接工」は今回のシールド戦で使用できるなかでめちゃくちゃ強いカードなので引いた場合は必ずデッキに入れたいところです。ただし、「溶接工」と「ダート自転車」はTRなので引ければラッキー程度に考えておいたほうがよさそうです。
ロトムは無色1エネでドローができるためどのタイプのデッキにも入れられる上、超エネルギーが入るデッキであればエネ加速要員としても使えるので重宝しそうです。
その他には参加賞のプロモカード「エリカ」があります。
サーチできるカードが少ない
ポケモンやエネルギーを山札からサーチできるカードはこんなかんじです。
オーキドは異なるタイプの種ポケモンを3匹までベンチに出せるため、多色のデッキになりやすいシールド戦では活躍しそうです。
お嬢様は4枚デッキを圧縮できるというだけでも強い上に、タイプの指定がないのでオーキドと同じく多色デッキでは特に使えそうです。
ポケモン通信は、唯一のポケモンをサーチできるグッズです。弱いわけがない。
ということで、トレーナーズのサーチカードは思考停止で入れて良さそうです。
リザードン&テールナーGXのシャイニーフレアは好きなカード3枚と破格の性能ですが、4エネ必要なため、序盤からは使えないところがネックですね。
エネ加速が少ない
エネ加速できるカードのリストはこんなかんじです。
技以外でエネ加速ができるのは、サポートの「溶接工」、特性で加速できる「エンブオー」の2枚です。エンブオーは2進化であり、今回のカードプールには「ふしぎなあめ」もないため序盤からの加速はなかなか難しそうです。
1エネの技で加速できるカイオーガ、グラードンやドロー要員にもなるロトムを序盤~中盤に出して場を整えていきたいところです。
グズマなど強制入れ替え手段が少ない
強制的に相手のポケモンを入れ替える手段はこんなかんじです。
グレートキャッチャーとフシギバナ&ツタージャGXは、相手が入れ替えるポケモンを自分が指定できます。フィオネとオーロットは相手が選びます。
シールド戦では場のポケモンを逃がす手段が限られるため、これらのカードを効果的に使い相手の足止めをしていきましょう。
また、相手のGXポケモンの弱点をついて倒せる場合などには積極的に使っていきたいですね。
2色以上を組み合わせたデッキが多い
シールド戦では基本的に15パックから引いたカードでデッキを組むため1色のデッキを組むのは困難です。2色か3色のデッキを目指して組みましょう。
そのため、無色エネで動けるポケモンやタイプを限定せずエネルギーを手札に加えることができるカードなどが強力です。
また、弱点を突いたり、突かれたりする場面も多く、特にGXポケモンを場に出すタイミングや倒すタイミングは慎重に考える必要があります。
まとめ
今回はシールド戦のルールや通常の対戦の違いといった基本的な部分をまとめてみました。次回以降は、デッキ構築とプレイングについて考察したいと思います。
【次回のシールド戦考察記事はこちら↓】
https://pokeca-library.com/2019/07/10/sealed-battle-02/